酵素を取り入れる為にも適度な生食

生食と加熱のどちらかに偏るのは…

酵素を取り入れる事を意識しているなら当たり前の知識だと思いますが、酵素は、熱に弱いという特徴があります。なので、加熱せずに食品から摂取するというのが一つの課題となっています。

では、なんでもかんでも生で食べれば良いのかと言えば、そうでもありませんよね。極端にどちらかに偏ってしまうのは、それもまた違うのかもしれません。

良くある話として、「動物は加熱したものを食べないから生で良い」という事が言われて生にこだわっている場合もあるかもしれませんが、人は、何万年も前から火を使っていたと言われるように、加熱する事で食べられる食品の幅は広がりました。

また、そうした食品は、酵素を摂るといよりは、生の野菜などには含まれていない栄養を摂れる方法でもあるので、それらを踏まえると、やはり、加熱により得られる恩恵というものも大きいと思います。

それに、胃腸を冷やしやすくなる事も結局内蔵機能を低下させる原因となるので、気をつけなくてはなりません。

ただ、この栄養の摂り方で注意した方が良いかなと個人的に感じているのは、現代の栄養学のように、1日に必要な栄養摂取量のような概念が関わる事で、「1日、これだけ栄養を摂らなくてはならない」という固定観念です。

栄養の量を重視するばかりに、大量の食品を鍋で煮込んで嵩を減らして食べても、そこには、酵素は存在しないのでただ単に栄養学で言われているところの栄養を摂っているつもりになって満足してしまう事です。

その半分の食品。
もしくは、3分の1、4分の1でも、生で摂った方が実は体の健康には最適だったなんて事があるとも考えられます。

これは、現代の栄養学の弊害というのかもしれません。
実際に、知人の一人に栄養を考えて大量の野菜を摂る食生活をしているものの、決して健康的には思えないという人が居たりもします。

結局、体の機能を回復する為の栄養が十分でも、それを円滑に運搬したり、代謝を促す為の酵素が少なければ、軽トラで重機を運ぶようなアンバランスが生じているのかもしれないなと感じずにはいられません。